はじめに
皆さんこんにちは、こんばんは。
techblogchan( @techblogchan )です。
今回は、オーストラリアで導入された運転中のながらスマホの取締AIについての記事です。
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詳しいAI導入方法は?
今回導入を発表したのはオーストラリアのニューサウスウェールズ州の州警察です。
The program will include fixed cameras and relocatable trailer-mounted versions of the technology. The transportable cameras will move across a network of locations statewide, targeting illegal mobile phone use anywhere, anytime.
導入を発表したサイトには上記のようなことが書かれていました。
定点カメラと移動式カメラの2種類を用意しそこから24時間動画を集めて運転中に携帯を触っているドライバーを見つける仕組みになっているようです。
こちらのAIは既に6ヶ月の施行期間を経ており、実際に850万台の車両を検知し、10万人以上のドライバーのながらスマホを検知しているそうです。
最初の3ヶ月は"warning letter mode"で運用し、ながらスマホが検知されるとドライバーの携帯に"get your hand off it"というメッセージが送信されます。
その後は$344の罰金と免許の5点減点という罰則を与える予定だそうです。
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期待される効果
このAIを導入することにより期待される効果として、5年間で100件以上の大きな負傷事故を減らせると州警察は発表しています。
2023年までには年間1億3500万台の車両チェックを実施するようにこれからどんどん拡大されていく予定です。
日本でも、ながら運転の車が歩道に突っ込むといった痛ましいニュースを耳にします。
ぜひ日本でも取り入れてほしいシステムです。
まとめ
今回はオーストラリアの州警察で導入が決定したながらスマホを検知するシステムに関しての記事でした。
- 2種類のカメラを使用することでいつでもどこでもながら運転を検知できる
- 5年間で100件以上の重大な事故を防ぐことができると考えられている
ここからは私個人の意見にはなりますが、私自身も運転をする身として法律に則り自分を律し安全運転を心がけることは免許を持つもの全員の義務だと思います。
どんな言い訳であろうとも前方を確認せずに車両を動かしていい言い訳にはなりません。
日本でも12月1日からながらスマホに対する罰則が厳罰化されたという記事を読みました。
こういったAIシステムが発展していくのは技術面からするととても喜ばしいことですが、同時にこういったシステムを導入しなければならない時代背景には正直残念でなりません。
一人ひとりがルールを守ることができればシステムを導入しなくとも防げる事故はあるはずだからです。
画期的なシステム導入の記事でしたがその一方でとても考えさせらる記事でもありました。
それではまた別の記事で!