はじめに
皆さんこんにちは、こんばんは。
techblogchan( @techblogchan )です。
今回はかなり衝撃的なタイトルでしたが、タイトル通り来年からiPhoneが禁止になってしまうかもしれない国とその目的を説明したいと思います!
【テーマ記事】
*****
概要
来年からiPhoneが禁止になってしまうかもしれない国とはズバリ
「ロシア」
です。
なぜそのような状況になってしまっているのかというと
「ロシアのソフトウェアがプリインストールされていない電子機器の販売を禁止する」
という法律がロシアの下院で可決されたからです。
この法律は2020年の7月から施行される予定です。
なぜiPhone禁止がこの法律が可決されたことと関係あるのかというと
この法律が施行された結果、仮にAppleがロシアのソフトウェアをデバイスにプリインストールすることを認めなかったら、ロシアはApple製を禁止としてしまう可能性が高いと見られているからです。そうなった場合、当然iPhoneだけでなく、MacBookやApple Watchも含まれているとされるでしょう...。
また、法案の共著者の1人であるOleg Nikolayevさんは以下のように述べています。
"When we buy complex electronic devices, they already have individual applications, mostly Western ones, pre-installed on them. Naturally, when a person sees them. they might think that there aere no domestic alternative avaliable. And if, alongside pre-installed applications, we will also offer the Russian ones to users, then they will have a right to choose."
要するに製品にロシアのソフトウェアをプリインストールさえしたら、正規のソフトウェアを使用することも可能だということみたいですね。
*****
目的
では次に、この法律の目的とはなんなのでしょうか?
記事の中にはこのように記載されていました。
The law is said to be aimed at boosting local Russian technology, as per a report by BBC.
簡潔に言うと
「ロシアのテクノロジー産業を育てるため」
みたいですね。
BBCがそう言っているからロシア自体は明言してないけど、まぁ目的はそうなるよね。
*****
今後の展開
今後の展開としては同記事にはこのように記載されていました。
The Association of Trading Companies and Manufacturers Electrical Household and Computer Equipment (RATEK) has reportedly said that some international companies may have to exit the Russian market as a result of this law as it will not be possible to install the planned Russian-made software on all the gadgets selling right now.
この発表によると、やはり自社製品にいきなり他のソフトウェアをインストールするというのはハードルが高いようで、このままだとAppleもロシア市場から撤退をせざるを得ないのかなという感じですね。
*****
まとめ
今回は『【iPhone】まさかのあの国で来年からiPhoneが禁止になるかもしれないんだって。』と題して、来年の施行予定のロシアの新法についての記事でした。
- 2020年7月、ロシアからiPhoneが消えるかもしれない!
ここからは私のこのニュースへの所感です。
正直ロシアの意図はわからないなと思ってます。
国内産業を育てるために国内で販売する電子媒体に独自のソフトウェアを仕込むのはいささか違和感を感じます。
他にやり方があったのではないかなぁと。
そう考えるとなにか他のところに真の狙いがあるのではないのかななんて勘ぐってしまいます。
国際情勢等に明るい方が居たら是非ご意見をコメント欄でお聞かせください!
それではまた別の記事で〜!